理事長の挨拶

理事長挨拶

 社会福祉法人立葵会が生まれたきっかけは、「親亡き後」この言葉を知ったことからでした。

 親がいなくなった後のことを心配することは、どのご家庭でも至極当たり前のこと。

 しかし、私が日ごろからかかわっている子どもたちの、保護者様は、私が思っている以上に未来に不安を抱えていることを知ったのです。

 その時、私は自分に「バチン」とスイッチが入る音を聞きました。今のままでは、目の前にいる、子どもたちと、保護者の笑顔が守れないと。

 そうした想いを抱いたのが、4年前でした。

 それから、準備を整え、昨年7月に、瑞穂市の協力の元にようやく社会福祉法人立葵会の認可を取得することができました。

 法人の理念は、「Normalization Rehabilitation Integration 」です。

 想いとしては、「こどものため 保護者のため 地域のため」とし、地域の子育て支援を使命とする法人として令和2年4月1日より歩み始めました。

 まずは、児童発達支援事業、放課後等デイサービス事業を開始し、個性豊かな、しかし、何か社会での生きづらさを感じている子どもたちの居場所づくりをしていきます。

 そして、地域の方々と共に、今後はより多くの方たちのニーズに応えられるよう、0歳から65歳以上までを対象とし、地域交流が持てるような仕組みづくりを構築していくことを目標としていきたいと思います。

 また職員が安心して継続勤務できることや、より多くの福祉事業に着手できるよう、瑞穂市の福祉を担う法人として、さらなる安定と事業拡大を考えていきたいと思っています 。